華原イアンバンドの低音をがっちり支えながらも、メロディックな音で楽しませてくれるハイパー・テクニカルベーシスト「ナンモナイト高木」とは!?
<レポーター:crout yamano>————「息をつく暇もない」と言ってもいいくらい、緻密に作り込んだベースアレンジが印象的です。スラップ奏法が本当に様になっているというか。今までどんなベーシストに影響を受けました?
ジャックブルース(クリームのベース)。ラリーグラハム。あと、寺内タケシだね。
————華原イアンBAND以外での活動は?
「アンモナイト」という、僕自身がバンドマスターをやっているバンド。今55才なんだけど、25才〜30才の頃に書きためた楽曲を、今、理想の形でプレイしている。過去の自分をプロデュースしているわけ。そうだな、言ってみれば構想30年ってことになるな・・・。(感慨深く)
————華原イアンとの出会いは?
13年前くらいかな。最初は音楽の仕事で知り合って。まあお互いのギターリスとを介してというか。
————ナンモナイト高木さんが思う、この華原イアンバンドの魅力を教えてください。
まず、平均年齢50才ってとこ?(笑)
それでいて、みんな気持ちが20才に戻ってバンドやれてる所だね。
————このバンドでは、どんな事がやれてますか?
好き勝手にやれてる(笑) そこがいいんだよね。低音パートは、俺に任せとけ!!と。
————華原イアンBANDの楽曲の中で、「俺のベースのここを聴け!」的な部分は?
ライブに来て、打ち上げに参加してくれたら教えてあげる(笑)
まあ、ベースラインを複雑に作りすぎて結局当日、ステージだと譜面が読めなかったりするわけ。そうなると、アドリブするんだよね。他のメンバーはそこはそれでリハーサルと違う訳だから戸惑うかな?と思うんだけど、逆だったね。みんなエキサイティングしてくれる。楽しいよね、こういうのって。
————なるほど!本番のステージでのアドリブに対する呼応ができるバンドって、全員の実力がないと厳しいですよね。最後にいつもの機材を教えください。
いつもの5弦ベースは「ZON」。僕がブルージーンズ時代に(モニターとして)ZONにもらったんだよ。弦はダダリオ。必ずリハーサルやライブの前には張り替えるよ。
————ありがとうございました!これからの華原イアンBANDのファンの方へ一言お願いします。
とにかくライブに来て、打ち上げまで来なさい!(笑)
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